<動作の切り替え、自分の体を意識する遊び歌>詞・曲:林 尚美
パチ(手拍子)ーポン(ひざを叩く)の繰り返しがスムーズにできるかな??体の大きな場所からだんだん小さな場所へ、動かす部位を意識していきましょう(ボディーイメージ)。テンポアップも楽しいよ☆
(歌 詞)
パチポン パチポン パチポンポン パチポン パチポン パチポンポン
( )をブラブラブラ ( )をブラブラブラ
パチポン パチポン パチポンポン パチポン パチポン パチポンポン
《 》をブラブラブラ 《 》をブラブラブラ
パチポン パチポン パチポンポン パチポン パチポン パチポンポン
右手 左手 おもいっきり ブラブラ~
伴奏音源



・「パチ」ー「ポン」の動作の切り替えと、体の部位を意識する歌です。
・動かす体の部位を替えていきましょう。子どもたちに決めてもらうのもGood!
(ex.)「頭をトントントン 胸をドンドンドン」
「おなかをポンポンポン おしりをペンペンペン」
「右手と左足をブラブラブラ 左手と右足をブラブラブラ」
「左肩をトントントン 右肩をトントントン」等々
<コラム>
自分の体を動かすとき、一番分かりやすい動き…それは、自分の体の一部を叩くといった、自分の体に返ってくる動きや、体の部位を振る動きです。はじめはできるだけ、「手」「足」「おなか」など、具体的な名称がそのまま歌詞に使われているものがわかりやすいです。ボディーイメージがあまりはっきりしていない成 長段階では、このような手遊びを通して自分の体を意識したり、その部分の名称を知ったりするきっかけになります。自分で叩いたり、動かしたりする事が難しい時には、親しい人に楽しく叩いてもらうことで、普段意識の向きにくい所を意識するようになります。
頭、肩、首、胸、おなか、背中、おしり、手、足など、大まか な場所がわかるようになるのが第1段階です。第2段階は親指、人差し指…などのそれぞれの区別と名称、顔のパーツなど、より細かい部分の意識です。第3段階は、肩、手、足などの左右の区別。自分を中心とした左右の方向の理解と、「右」「左」の言 葉を結びつける事が必要です。予告なしに歌って、言われた部位をすぐに示す即時反応は、ゲームにもなりますね。自分の体がわかったら、相手の体。相向かいか、同じ方向を向いているか、相手との関係によって変わってしまうので、左右を区別するとなると、難度が上がります。
動作の変換が遅い、苦手な子どもの場合は、テンポを落とし、できる動作から始めて、だんだん種類を増やしたり、テンポをあげたりしていきます。その事を通して体を意識的に動かす事に慣れ、生活動作もスムーズになっていきます。